平成24年度日本民藝館展 準入選いたしました

芸術家ではなく、無名の職人達が作った民衆的工芸品を「民藝」と名付け、その新しい美の概念を普及させた柳宗悦氏らによって1936年に開設された日本民藝館では、年に一度伝統的な技術を継承して作られている手仕事の品と、民藝の美を指針とする個人作家の品を全国から公募している「日本民藝館展 -新作工芸公募展-」が開催されています。

出品基準は「用に即し、繰り返しつくり得る製品」。
陶磁・染織をはじめ、木漆工・竹工などあるゆる分野の工芸品を集めて毎年一回、展示や即売会が催されているこの工芸展に、高田耕造商店代表 高田英生が製作した紀州野上谷産棕櫚束子 小がこの度、準入選いたしました。

数々ある工芸品の中でも脇役にすぎない棕櫚たわしという物が、誰にも使ってもらえない飾り物や芸術品ではなく、普段使いの実用品であること。
すなわち民芸の品であることを、この歴史ある民芸展で認めていただけたような光栄な気持ちでいます。

先月開催しましたにっぽんのたわし展でも、本当に多くの方々にお越しいただきました。

その時の皆さんの反応やご意見をいただいて、このシュロという素材。その素材で作られたタワシなどの様々な道具を、もっと手軽に、もっと生活に根付いた物としてこれまで以上に多くの方々に使っていただきたい。
そんな想いがあれから強くなっています。

棕櫚の産業とそれに関わる人々の想いを残していくためにやるべきこと。やりたいことがまだまだたくさんあります。

そのためにも今後はより一層の努力、活動をしてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

今年の日本民藝館展は12月9日から23日まで月曜の休館日を除く10:00-17:00まで開催されます。
うちの棕櫚たわしは準入選作品なので、本館1階第1室・第2室という所で、実際にさわって買うことができるように展示いただけるそうです。お時間ある方はぜひのぞいてみてくださいね。

詳しくは、日本民藝館の展示案内より御覧ください。

高田耕造商店 について

徹底的に棕櫚にこだわった、日本一高いたわしを作るたわし巻き職人、高田耕造商店です。たわしって固くて痛いものだと思っていませんか?棕櫚のたわしは柔らかくてコシのある、カラダも洗えるやさしいたわし。純紀州産のたわしを唯一製造する当店では、棕櫚のやさしさ、やわらかさをお伝えするために、今日もグルグルたわしを巻いています。
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